みなさん、こんにちは!江東区門前仲町の司法書士の唐澤です。

久々の投稿です!
忙しさにかまけて1年以上新規投稿をさぼってしまいましたが今後は定期的に投稿したいと思います。

さて、今回のテーマは一般社団法人の設立です。

2016年に新設の一般社団法人(以下、一般社団と略します)は約6000件で、年々増加しているようですので、おそらく2017年、2018年も増加しているんじゃないかと思います。(実は当事務所でも一般社団の設立案件は年々増加しています)

とはいえ、全体の新設法人件数の割合としては全体の5%ほどなので、専門家である司法書士でもなかなか馴染みの少なくい業務の一つかと思います。

さらに、専門家にとって一般社団を馴染みにくくしている理由としては、
「一般の方の一般社団法人のイメージ」と
「専門家の一般社団のイメージ」に違いがあるから、だと思います。

この違いについては私の場合は勝手に

「一般の方の一般社団法人のイメージ」→協会ビジネス型一般社団
「専門家の一般社団のイメージ」→業界団体型一般社団

と区別することで理解しています。(もちろん一般の方でも業界団体型のイメージをお持ちの方もいます。)

この違いをわかっていないとクライアント様が「協会ビジネス型」の事業を行いたいのに「業界団体型」の組織形態で設立してしまう、という事態になりかねません。

一般社団法人の設立は、クライアント様のやりたい事業をしっかり伺わないとベストなご提案ができないので、株式会社の設立よりも断然難しく、また誰に依頼するかで内容が変わってくる業務なので、やりがいがあります!