みなさん、こんにちは!江東区門前仲町の司法書士の唐澤です。

先日、株式会社と合同会社、どちらにする?というテーマで合同会社のメリット・デメリットについて書きました。

ただ、メリット・デメリットだけではまだ判断し難いですよね。
そこで今回は具体的にどんな判断基準で考えればいいのかについてお伝えしようと思います。

その判断基準とは…「合同会社のデメリットが大きく影響するかどうか」です。
私がクライアントさんからご相談を頂いた時はクライアントさんのお話を伺ったうえで合同会社のデメリットを説明しその合同会社のデメリットが大きく影響するかどうか、で判断してもらっています。

例えば知名度が低いというデメリットに関して言えば、飲食店などの店舗型の業種ではあまり影響しません。
「笑笑」や「白木屋」という有名な居酒屋チェーンがありますが、その運営会社は株式会社モンテローザという会社です。「笑笑」や「白木屋」は知っていても株式会社モンテローザは知らないという方も多いのではないでしょうか?
そのように飲食店などの店舗型の業種については、店自体に既に屋号(ブランド名)があるのでそのお店を運営しているのが株式会社なのか合同会社なのか個人事業主なのかという事はお客様にとっては関係ない場合が多いです。飲食店の他にも美容院、アパレルショップなんかもその傾向があります。

また、合同会社は株式会社と重要事項の決議方法が異なるという点にも注意が必要です。
1人で設立する場合(かつ将来的にも社員を増やさない場合)には影響がないのですが、複数人で共同設立をする場合や将来的に役員を増やしたい、第三者から出資を受けたいという場合には適切な対策をしておく必要があります。

そのようにクライアントさんの業種や事業プラン、将来のビジョンなどを伺い、合同会社にした場合のクライアントさんの事業への影響をご相談の中でお話をして決めて頂くようにしています。

ただ設立費用が安いからという理由で合同会社を選択するのはリスクが高いので気をつけてくださいね。